ホーム > グローバルハウスとキャンパスライフ > 学生の声 > PLAY TRUE Creatorとしての経験|今井裕之輔さん

PLAY TRUE Creatorとしての経験|今井裕之輔さん

掲載日:2021年12月15日

インタビュー

Tokyo2020において、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の設置するブースの学生スタッフ【PLAY TRUE Creator】として活動した、今井裕之輔さん(グローバル技術科学アーキテクト養成コース 応用化学・生命工学課程3年/大阪府立大高専出身)

「スポーツの価値」とはなんだろう

 「はじめは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会(Tokyo2020大会)に携わってみたいという単純な動機だったんです」と話す今井さん。調べるうちに日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が「スポーツの価値を伝える」という活動をしていることを知り、JADAが募集する学生スタッフ【PLAY TRUE Creator】に応募することを決めたそう。コロナの影響でTokyo2020の開催が危ぶまれましたが、スタッフとして参加したいという意思は揺らぐことなく、事前のZoom研修などに参加し、気持ちを持ち続けたといいます。

 大会の開催が決まり、JADAが大会期間中に2020 FAN ARENA(東京・ウォーターフロントシティ)にて出展する「PLAY TRUE PlanetSport & Art~スポーツの未来を創るブース~」において、約40名の学生スタッフのひとりとして活動することとなった今井さんは、826日~92日の間、東京のホテルに滞在しながら、ブースを訪れる人々と一緒に「スポーツの価値」を考え、広める活動を行いました。

 今井さんの役割は、ブース来場者が、「スポーツの価値」について考え、気づき、理解を深め、各自の思う「スポーツの価値」をスマートフォンなどから世界に発信する手助けをすること。来場者は、ブース内の展示やクイズなどを通じ、またスタッフとの会話を楽しみながら、「努力」、「挑戦」、「笑顔」などといった価値を見つけていきました。

 その中で、今井さん自身がたどり着いたスポーツの価値とは、【人と人とをつなげる力】。それは、活動への参加前と参加後とで変わりませんでした。子供の頃、野球や水泳などのスポーツを通じて多くの友達ができたことや、今回の活動で、オリンピアン・パラリンピアンの方々や、学生スタッフのメンバー、ブース来場者など、ここでなければ出会うことがなかったであろう人々と【つながる】ことができたことを挙げ、それが、自分にとって大きな価値であったと話しました。

 高専在学中から技科大進学後も、ものづくりや工学関係のイベントに携わる機会は多くあったものの、専門以外の新しい分野に挑戦することは少なかったという今井さん。この活動への参加は、GACでの学びを生かすチャンスのひとつであったとともに、今井さんの視野と人脈を大きく広げる貴重な経験となったよう。最後に「PLAY TRUE Creator としてイベントに関われたことを嬉しく思います」と語りました。

iOS の画像(4).jpg
来場者に展示を説明する今井さん
iOS の画像(6).jpg
共に活動した学生スタッフの
メンバーと室伏広治スポーツ庁長官ら
アスリートを囲んで
IMG_1511.JPG
「スポーツの価値」を表現した
アート作品を手にする今井さん

Photo by Japan Anti-Doping Agency


ページトップへ

動画一覧

photo gallery